白とピンクが混ざり合って咲く様子がとてもかわいらしい空木。これがニシキウツギ(二色空木)かハコネウツギ(箱根空木)かと、昨晩はずいぶん調べたのですが、結局、区別がつきにくい、ということが分かりました。咲いていたのは、神奈川県の沿岸地帯の山、芦名峠を越える「坂本芦名線」。「箱根空木は海岸に多く、二色空木は山地に多い」といわれてもねえ、なのでした。
しかし、このハコネウツギかニシキウツギが、何百メートルも続いて満開になっている様子を思い浮かべてみてください!
車はかなりのスピードで行きすぎますので、小さい花は見えないでしょうね。残念なこと!
この「坂本芦名線」は、山と鉄板に囲まれただらだら坂。歩く人たちは、今なら満開の花たちを眺めつつ楽しく歩けますよ~。
行く手には、秋谷立石。
途中、いろいろな花や実で私は「停止」してしまうので、夕日を追いかけて最後は急ぎ足。なんとか間に合いました。
富士山に沈む夕日が見えるということで、カメラマン氏たちもいらっしゃいましたが、残念ながら雲が立ちふさがっていました。
次回は、ぜひ、富士山にもお目にかかりたく。
今回私は、「坂本芦名線」に、「空木街道(ウツギ街道)」という別名をつけました。
この道は「
白木蓮街道」からつながっています。